出典:レベルファイブ
『妖怪ウォッチ』『イナズマイレブン』『レイトン』『二ノ国』『メガトン級ムサシ』など数々の人気ゲームソフトを生み出してきた株式会社レベルファイブ。
ゲームソフト開発を起点にクロスメディアの手法でオリジナルコンテンツを展開することで独自の地位を築き、2023年には創立25周年を迎えた。
そのレベルファイブが「潰れるのではないか?」と噂されている理由は何なのかを推測していく。
レベルファイブが潰れると言われる理由
①ゲームの発売延期
度重なるゲームソフトの発売延期やアプリゲームの早期サービス終了などもあり、ユーザーの信頼を失いつつあることで倒産の可能性もあるのではないかと懸念されている。
②人気コンテンツのブーム終了
2013年に発売されたゲームソフト『妖怪ウォッチ』。
小中学生をターゲットとしたこのゲームは、アニメや漫画、玩具などにクロスメディア展開し爆発的な人気となったが、そのブームは長くは続かなかった。
ターゲットユーザーの年齢が上がることから、より幅広い年齢層をターゲットとするため世界観やキャラクター設定を一新し、これまでより上の年齢層・大人を強く意識したものへ方向転換したが、その層に受け入れられることは難しかった。
またゲーム制作の遅れから、当初の予定日に発売ができずタイミングを逃してしまったことも人気が一気に下火になった原因と推測される。
『妖怪ウォッチ』はレベルファイブの主力コンテンツであったが、後継のヒット作を生み出せていない現状があり、業績の悪化を心配する声がある。
③社員の大量退職
2019年の時点で社員が大量退職していたとの報道があった。
商品タイトルの多さに対し社員数が300人程度ということから、必然的に一人あたりの業務量が多くなっていたことは想像に難くない。
このことから、発売予定のゲームの延期や中止の原因は、社員が大量に退職したことによる制作の遅れが関係していると推測される。
④社長の評判
社員の大量離職という報道から、社内の開発体制が崩壊していたのではないかとの意見があるが、それには社長の日野晃博氏の経営者としての評判が関係していると見られる。
クリエイターとしては一流、ヒット作を生み出す天才と言われる社長だが、経営者としては優秀ではない、意見できる社員が育たない、古い考えが改善されない、という意見が散見される。
原作となるゲームは全て、日野氏が企画・制作に携わっているようで、アニメなどのコンテンツに関連したクロスメディアに関しても、日野氏がすべて目を通しているとのことだ。
ヒット作を次々と生み出したカリスマならではのこだわりとも言えるが、それが足かせとなっているのが現状である。
レベルファイブに関する口コミ
シリーズがヒットしたら飽きられるまでひたすら連発してポイを繰り返してきましたから、固定ファンが育たなかったんでしょうね。
こんなん普通ビジネスの世界で、誰が信用してくれるんや。内容をブラッシュアップしてるから待って欲しいとか誰も信用しないで。
ファンタジーライフも2024年夏と発表して発売日は決まっているが、販売戦略で日付はまだ発表出来ないとか、今更延期してどんな戦略があるのか?神経を疑うわ。
開発体質はあの当時から変わって無いんだろうね。あれからたまたまヒットが出たから、ズルズル続けている感じだね生き残れるかなぁ。
ファンタジーライフってスマホに行かずに3DSのあとスイッチで新作作ってたらミリオン普通に行ってたと思うわ。
レベルファイブが潰れるという口コミの中でいちばん多く見られた意見として、「せっかくヒットしたコンテンツを大事にしない会社」というものがある。
ヒット作の人気キャラクターを、息の長いコンテンツとして大切に育てていくことが出来なかったということだ。
評価の高い作品が多いにもかかわらず、結果としてそのファンを大事にすることが出来なかった。
レベルファイブ全体の評判を落としてしまったことで、潰れてしまうのではないか?と心配する声が後を絶たないのだと推測される。
コンテンツ自体の魅力、ポテンシャルが高いことは明らかである。信頼を回復し再びヒット作を生み出してくれることを期待したい。