ワタミはなぜ潰れない?
外食産業の大手であるワタミ。
2024年3月期の連結決算で発表されたものによると、純利益は前期比2.5倍の41億9000万円。
ワタミが潰れないのは、さまざまな業態で事業を展開していること、また、来店客数の獲得に努めていることにあった。
高単価の業態を次々と展開している
低単価商品は薄利多売しないと儲けが薄いですので、少しでも高単価商品のほうが利益率は高いでしょうね、
ワタミの外食事業において売り上げが伸びているのは、高単価で専門性の高い一部の業態に限られる。
ワタミは居酒屋のほか、焼肉や寿司、中華四川料理などさまざまな業態の店舗を展開している。
また、2023年10月には、次世代居酒屋の新ブランド店として7つのさまざまな業態を集積させた、1つの店舗で複数店の味を楽しめる店舗をオープンした。
主観事業を焼肉業態とした
「居酒屋 和民」として展開してきた120店舗を「焼肉の和民」に業態展開し、これまでの居酒屋業界に見切りをつけて焼肉業態を主幹とすることを2020年に発表している。
焼肉業態は外食産業全体の売り上げを売りまわっていることからも業態転換に踏み切ったものだ。
来店客数がある
「客数があり」「それなりの売上・利益を保っている」からです。
いくら従業員をこき使うブラック企業であっても、客が来続ける限り潰れない。
リピーター数向上や顧客データを収集し集客につなげるためにLINE活用を行い、再来店率を目標の2.3倍にしたデータもある。
安定的に来店客数を確保することで業績維持に繋げている。
まとめ
ワタミが潰れないのは、時代に合わせた業態転換や再来店率を高めるための企業努力があることがわかった。
顧客満足を追求し続け、売り上げを上げ続ける姿勢はとても素晴らしい。
今後も動向を探りつつ見守りたい。