レオパレスはなぜ潰れない?理由と考察、口コミ

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レオパレスはなぜ潰れない?

「壁が薄い」「退去費用が高い」など、建築基準法に違反した施工不備問題が話題となり、倒産の危機にも陥ったレオパレス。

外資系ファンドの出資やスマートロックの導入などにより業績を回復していた。

外資系ファンドの出資により債務超過を解消

2020年にレオパレスが債務超過に陥った際に、ソフトバンクグループの米系ファンド(フォートレスインベストメント)が500億円以上を出資して大株主になり倒産危機を回避しました。

倒産の危機があった年に外資系の投資ファンドが500億円以上を出資した。

その資金を物件の改修費に当てることで入居率の改善に繋がり、債務超過を解消した。

収入のほとんどが賃料収入

レオパレスの収益の多くは賃貸事業(自社物件+サブリース物件)なので、毎年の安定した賃料収入や修繕工事などで、体制を建て直せば安定した収益構造になることから、その後もいろんな投資ファンド・投資銀行が同社に出資しています。

HPで公開されている通り、同社の管理物件約56万戸の殆どがサブリース物件です。このサブリース物件ではレオパレスが貸主なので、賃料もレオパレスの売上になります。

収入の多くは賃料収入である。また、オーナーに自社物件を建てさせて、その物件を管理する手数料収入もわずかながらある。

サブリース物件はリスクも伴うが、管理シェアを伸ばすことで営業利益を確保している。

スマートロックの導入で入居率増

2023年9月、レオパレスはスマートロックを導入した物件が業界最大水準である15万戸を突破したことを発表し、それに伴い新規の入居者も増加傾向にある。

セキュリティ強化のほか、鍵受け取り不要なので来店する必要がないことが入居者にとっての大きなメリットとなり増加に繋がった。

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まとめ

レオパレス21は、過去の施工不良問題により、2019年には1万人以上が入居者が引越しを強いられた。

しかし現在では債務超過も解消し、スマートロック設置などにより業績を回復していた。

時代のニーズに合わせ顧客に合わせた利便性を追求し、企業努力を続けているレオパレスについて今後も動向を注視していきたい。