銀座カラーが潰れた?!その理由と考察、口コミ

銀座カラーは残念ながら2023年12月15日をもって破産手続きの開始となり全店舗は閉店となった。

銀座カラーは2021年にはオリコン顧客満足度の脱毛サロンで1位を取るなど順調な成長をしていたが、コロナにより経営は一気に悪化、破産時には負債総額は約58億円、債権者約10万人を出すこととなった。

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銀座カラーが潰れた理由

コロナの影響で2021年4月期の時点で売上がすでに11億の赤字で債務超過に陥っており、2023年には店舗の統廃合が相次ぎ、コロナ自粛が明けても会員の減少にも歯止めがかからず回復を見込めなく、とうとう倒産という結果となった。

また、この2023年の12月には実質的な経営者である塚田直樹さんが急逝しておりこのことからも赤字からの再建が難しいとの判断もあったようだ。

2020年のコロナの緊急事態宣言を受けての自粛などでエステサロンなど接近を要する対面接客の業種には大打撃が走った。

影響を引きずったまま飽和状態にあった美容脱毛業界で今度は広告費の高騰が圧をかける。

経費削減に統廃合を繰り返すと現会員の予約の縮小やサービスの低下を招き、新規会員の勧誘も上手くいかずに収益が上がることはなく、悪循環に陥り解決の一手を打てないままに倒産という結果になってしまったのだ。

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銀座カラーの倒産の予兆

この倒産には予兆がちりばめられていたが、営業スタッフには倒産については一切知らされてはいなかった。

2023年から相次いだ店舗の閉店による統合で予約が飽和状態になり、施術時間の短縮や施術箇所の縮小の提案、施術後のハーブティーの提供がなくなるなどといったことや、予約が飽和しているのにスタッフ不足で回せないことで一店舗の顧客対応人数を縮小するなど、怪しい兆候はあったにもかかわらず、スタッフには大丈夫の一点張りで新規会員の勧誘を続けさせていた。

銀座カラーは最初に全額納金して脱毛し放題という形態だったために、常に新規会員を入れなければ利益にならず、施術をしても集金に至らないことが一度破綻してしまうと経営が回らない状況になってしまった。

このことからこの銀座カラーの破綻の後には一括納金というシステムは各社で控えられるようになっている。

スタッフからも不満や不信の声が聞かれていたが、経営側からは説明が為されず、ギリギリまで新規会員を勧誘・契約していたため、急な破綻後に契約金が返金される可能性は極めて低く、倒産が見えていたのに契約させたことに納得がいかないと顧客からも不満が出ている。

とはいえ、2023年12月に社長の急逝があったことから倒産については一部のスタッフの中ではやっぱりというあきらめの声もあったようだ。

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銀座カラーの口コミ

げ!久しぶりに予約しようと思ったら倒産してた!!永久に通えるっつって30万払ってるのに不義理ってこゆことだよね

嘘でしょ。数回しか行ってなくて落ち着いたから再開しようと思ってたのに。
支払いは全部終わってて永久脱毛し放題?って思ってたのに。休会中も支払いは続いててのこの始末は酷すぎる。まじでお金返して欲しい。

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まとめ

残念ながら2023年12月には潰れてしまった銀座カラー。

在りし日にはそのサービスの良さには定評があり、特に施術後ハーブティーが人気とアフターフォローもしっかりとしていたようだが、経営が危なくなってからはこのサービスにも破綻が見えていた。

一括支払いで永久脱毛と言ったサービスの危険性や、美容脱毛の衰退を表すように銀座カラーは倒産に追い込まれていしまった。

現在は医療脱毛が主流になりつつあり、料金の手ごろさからも美容脱毛よりも安全性も高い医療脱毛に移ってきている。

一括払いの危険性なども露見することになり、脱毛サロンなどの美容サロンの危険性も啓発することとなった。

この銀座カラーの失敗を元に消費者やスタッフが泣き寝入りするようなことのない安心して施術を受ける事ができるサロンを形成していってもらいたい。