大丸別荘が潰れる可能性はある?ない?考察と口コミ

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大丸別荘は潰れない

福岡県にある二日市温泉の老舗旅館大丸別荘は2023年3月に大浴場の衛生管理を怠っていたとして家宅捜査が入り、公衆浴場法違反として刑事告訴された。

利用客から健康被害が出たことで調査が入り最終的には温泉からは基準値の最大約3700倍のレジオネラ属菌が検出され、営業停止まで追い込まれた。

このことから前社長は退任し、営業体制を変えて新たな社長のもと、再出発を始めた大丸別荘は第三者委員会や外部からの検査を入れるなどと改革をし、告知をし改革に力を入れるなどの努力でもって今では賑わいを取り戻している。

なぜ大丸別荘が潰れると噂になったのか

大丸別荘の利用者から肺炎のような症状の健康被害があり、2022年8月に立ち入り検査で基準値の2倍のレジオネラ菌が検出され指導されたが、10月下旬の自主検査で「数値が下回った、湯の入れ替えや塩素投入は適正に行っている」と虚偽の報告を行った。

しかし11月の立ち入り検査で大浴場から基準値の3700倍ものレジオネラ菌が発生したことで大丸別荘は一時営業停止となり、その後の2023年3月には家宅捜査が入りこの違反行為が全国に広く知られることとなった。

前山田真社長のもとで条例では週1回以上しなければならない大浴場の湯の取り換えを年2回しかしていなかったこと、消毒用塩素の注入も社長の苦手で嫌いとの発言から利己的理由で怠っていたことが判明し批判が殺到、世間を揺るがす事件へと発展し、社長の交代の行い営業体制を大きく変えることとなった。

この事は二日市温泉の風評被害にも繋がり一時客足が半分まで遠のいたという。

次期社長となった外木場大倫新社長の元、新たな経営計画として清掃業務などは外部業者へ委託を実施しており、使用可能な時刻を制限し使用しない時間には毎日の水の入れ替えを行なうなど事細かに管理方法を公表することで安全性のアピールを行い、現在はその賑わいを取り戻しつつある。

なぜ大丸別荘が衛生管理を怠ったのか

大丸別荘がなぜ衛生管理を怠るようになってしまったのかにはコロナの影響が少なくない。

緊急事態宣言の影響で営業が出来ない事が続き、利用客の足も遠のいたことで前社長は温泉が汚れていない、お湯がもったいないという判断をしたという。

2019年から違反行為が始まり、お湯の交換や塩素の注入への意見が出ても、消毒用塩素の注入に対し社長の苦手で嫌いとの発言から反対することも出来ず続けてしまった。

社長のレジオネラ菌に対する知識不足からもあり健康被害がでても受動喫煙による肺炎と判断し取り合ってこなかったなどが問題を拡大させた。

この問題が拡大し騒がれるようになると前社長の責任が問われる結果となり、前社長は社長職を降り新たな社長の元で大丸別荘は大きく生まれ変わることとなった。

どこよりも細かく衛生管理を行い、今ではHP等でもその報告を定期的に行なうことを実地している。

安全面では今やどこよりも安心・安全な温泉になったと言えるだろう。

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大丸別荘の口コミ

温泉水の入換の問題が発覚してから、どうなって行くか心配だったが、スタッフ全員の力で再建しようという熱意が伝わってきてちょっとほっとした気分になった。

お風呂は、掃除がとても行き届いていました。現在、毎日お湯の塩素濃度の計測しているようで、入り口に掲示してありました。

いろんなことがありましたが従業員さん達の努力と頑張りで気持ちよく過ごすことができました。お風呂もお湯が透明感があり気持ちよく入浴できました。

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まとめ

大きな不祥事を起してしまった大丸別荘は社長の交代劇を経て努力の結果、現在は落ち着きを取り戻し、潰れるといった危険性からは回避できたようである。

この前社長はその後、自らの責任を命で持って取るという残念なことになってしまったが、温泉の衛生管理の危険性を改めて知ることとなり、全国の温泉には激震が走ったことだろう。

今では安全・安心して利用が出来る大丸別荘は二日市温泉の老舗一流旅館として新たな一歩を踏み出し、昔の賑わいを取り戻してきている。

今後もぜひその努力を一歩上のグレードにして、全国の温泉の見本となって貰いたいものだ。