出典:プライム共済
数ある福利厚生サービスの1つである「プライム共済」。
サービスを運営する全国福利厚生共済会は20年以上の歴史があり、600以上のサービス提供を行う団体である。
web検索やYoutubeでは「プライム共済」についての良い評判の一方で、悪い評判も散見されている。
そこで、本記事はプライム共済が潰れると言われる理由を4つに分けて考察していきたい。
プライム共済が潰れると言われる理由
➀マルチ商法を行っていて印象が良くないから
プライム共済のビジネスモデルはMLM(マルチレベルマーケティング)を採用している。
具体的には、友人2人紹介して、その友人が各2人ずつ紹介すれば1年後に8000人になるという仕組みである。
勧誘が必要なマルチ商法への印象が悪く拡大が難しいのが現実である。
➁福利厚生サービスの良くない評判が多いから
会員向けの全共済モールでは商品が半額や割引価格で販売されているが、実際は定価が倍になっていたり、楽天等の通販サイトの方が安かったりするという。
メリットを感じなかったため退会したという口コミも散見される。
③退会者が多く、会員数が増えていないから
セミナーでは継続率が9割以上と説明された人もいるという。だがネットワークビジネスの継続率は5%程度だという。
実際にプライム共済も退会者が多く会員数が伸び悩んでいる。退会者が多い理由は以下である。
会員向けセミナーの回数が多い
会員によると毎週のようにあるセミナーへの参加が求められ、拘束時間は12時間以上に上ることもあるとか。
こうした活動参加が求められる体制も退会理由の1つだと退会者は述べている。
会員費用以外の出費が多い
プライム共済の会員費用はひと月4000円である。しかしセミナー参加ごとに500~1000円。
さらに懇親会への参加をすると3000~4000円はざらだという。
月会費だけでは済まないという不満は多い。
勧誘活動を行わないといけない
ネットワークビジネスはサービス利用者を増やしていくことで自分の収入に繋がるため、知人や友人に勧誘活動を行うことが求められる。
④宗教との関係があると言われているから
調べてみたところ福利厚生サービスを提供する民間団体であり、宗教との関連性はない。
会員勧誘があるため、勧誘を行う人が洗脳されているように感じたことから生じた噂だと筆者は推測する。
プライム共済の口コミ
電気代が安くなったり出産や育児お祝い金、傷害保険、介護用品のレンタル、 大手企業のサービスを安く受けたり買ったりできてサービスは良い。
日常生活が便利になるサポートが受けられて良い。将来又は現在に役に立つ事が沢山有る
サービスの利用価値はあまりかんじられない
仕事に休んででもイベント参加を求められた
活動が多くて参加費がかさむ
報酬の仕組みが複雑だし、全然稼げない
勧誘がしつこくてうさん臭く感じてしまう
他のネットワークビジネスと違い、在庫を抱えなくてもいい
月々4000円払う程の価値はないと思う
上手く紹介すれば稼げる
サービスについては良い口コミも散見される。自分に適したサービスがあれば加入するメリットがあるだろう。
しかし、プライム共済の会員を広めるビジネスの側面から良い口コミが少ないように思える。
ネットワークビジネスである以上、紹介することでお金が入ってくる仕組みであるため、勧誘、活動内容、活動費用を理解した上で始める必要がある。
しかし、福利厚生サービスに関してはメリットを感じている人も存在しているため、ホームページを確認し、利用価値を判断するのがよいだろう。