三井住友信託銀行が潰れる可能性はある?ない?考察と口コミ

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三井住友信託銀行は潰れない

三井住友信託銀行は2012年4月に住友信託銀行が、中央三井信託銀行・中央三井アセット信託銀行を吸収合併し設立した、三井住友トラスト・ホールディングス傘下の完全子会社の信託銀行で、国内最大級のメガ信託銀行として誕生した。

合併した三井住友信託銀行は主要3社の3メガ信託銀行の中でも依然トップを走っている。

この状況からも三井住友信託銀行は潰れることはないと言える。

三井住友信託銀行が潰れない強み

近年メガバンクが信託分野へと参入をしてきたことで、信託銀行の強みである資産運用・資産管理分野における優位性を脅かしてきている現実もある。

この競争の中でも三井住友信託銀行は、金融業界の中では信託銀行しか扱えない不動産の分野では国内トップレベルの財産を託され、不動産証券化受託残高も1位をとっている。

業務形態も銀行と対を張る銀行事業を手掛け、信託・財産管理事業、不動産事業といった信託銀行ならではの業務も一体として展開する国内唯一の専業信託銀行グループである。

信託銀行としては業務純益・経常利益は他信託銀行から群を抜いていることから全く潰れるよう状況は見られない。

三井住友信託銀行がヤバいと囁かれるわけ

一部では三井住友信託銀行がヤバいのではないかともいわれている。

これは合併における住友信託銀行と中央三井信託銀行の幹部の幹部職争奪における権力争いが一因として挙げられるだろう。

他にもパワハラ・セクハラ問題や一部の職員の不正の発覚が報道されていることも信頼を揺るがす原因と言える。

また、社内のデジタル化やESG経営対応への遅れ、古い体質の教育体制を不安視する行員も多くみられていることが「ヤバい」や「将来性への不安」と言った形で出てきている。

このことが「将来性がない」=「潰れるのでは」という考えに及んでいることも一部ある。

規模が大きいだけに権力闘争を抑える事や新体制への移行をスピーディーに行う事は中々厳しいようだ。

大手同士企業の合併は個人の心意気を合併させるにはハードルが高いようである。

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三井住友信託銀行 社員の口コミ

インフラは環境はあまり整っておらず、インフラに投資するのが遅れているため、手作業で行うことが多い。

今も昔も語られる「仕事の報酬は仕事」これに尽きます。

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まとめ

三井住友信託銀行が潰れるという事はない。

大手の信託銀行の合併によりメガ信託銀行として誕生をした三井住友信託銀行ではあるが10年の月日を迎えても旧住友と旧中央の覇権争いが見られ、なかなか一致団結とまではいけないようである。

国内最大級のメガ信託銀行としてその規模と収益は3メガ信託銀行ではトップではあるが、このまとまりきらない幹部の動向がその他の行員たちにパワハラや不正行為を起こす影響を招いているのかもしれない。

三井住友信託銀行の業務である、銀行事業と信託・財産管理事業を一体として展開する専業信託銀行グループは他にはないため強みであり、キャリアアップには最適な銀行であり、就職を希望する人材は多いと言える。

ぜひこの強みを生かし、新しい風を招き入れ、より良い方向に企業成長をしていってもらいたいものだ。