出典:日産
日産はなぜ潰れない?
ルノーと提携
日産自動車は経営危機の際、フランスの自動車メーカーであるルノーと提携を行うことで、支援を受けることができた。
2023年、日産とルノーの資本関係の見直しがあり「ルノー優位の支配が終わった」などと言われるが、ルノーの支援がなければ日産は存続していなかっただろう。
経営回復のためのコストカット
ルノーから、最高執行責任者として送り込まれたカルロス・ゴーン氏により、大規模なリストラや工場閉鎖などがあり、日産は黒字にV字回復した。
多くの人が犠牲になったが、日本人では出来ない大胆なリバイバルプランで結果的には日産を救った。
政府と金融機関の支援
2020年、日本政策投資銀行からの融資1800億円のうち、1300億円に政府保証がついていた。
コロナショックでの倒産、大量の失業者が出ることを懸念したのか。
何れにせよ、政府の資金援助で日産の倒産を防いだといった見方が出来る。
グローバルな事業展開
日本国内だけではなく、中国、米国、欧州などでも自動車を販売している。
日本車は故障が少なく長持ちし、安全性も高い。
また燃費も良いので世界各国で人気を集めている。
電気自動車の販売台数国内No.1
日産のサクラは、2年連続(2022年度、2023年度)で電気自動車の国内販売台数トップを獲得している。
世界中で環境意識が高まっているため、今後国内では今よりも電気自動車が普及するはずだ。
その分野で国内トップを獲得していることは日産の強みである。
日産の口コミ
50,100億の不正蓄財でも日産は潰れない。
そもそも車売れてないから潰れそう
日産みたいに突然社長が逮捕されていなくなっても会社は潰れない
日産がスゴイのはあり得ない損失を出しても会社が潰れない余力があるってとこだよな
まとめ
日産は経営危機を、支援や大胆なコスト削減により何度も乗り越えている。
また、今後需要が高まるであろう電気自動車の販売台数は、国内No.1だ。
2024年3月には、電気自動車分野でホンダとの提携を発表した。
検討段階であり、詳細も確定していないようだが、ライバル社同士の提携とあって注目度は高い。
電気自動車分野の強みを生かし走り続けてほしい。