出典:旅工房
旅工房は、東京に本社をおく海外旅行を扱う旅行代理店だ。
「上質な旅の提供」をコンセプトに掲げている。
その旅工房が潰れるという噂について調べていきたい。
旅工房が潰れると言われる理由
債務超過で潰れる?
旅工房は、新型コロナウイルスの影響で売上高が大幅に落ち込んだことを受け、2022年3月期にはなんと債務超過状態となってしまった。
債務超過とは、借入金などの負債額が資産の総額を超えてしまうという状態だ。資産をすべて売却し現金化したとしても、負債を返せないということになってしまう。
こうなると株式上場廃止や破産手続きと倒産に向け進んでしまうこともあるが、この時は「コロナウイルスの影響が多分にあることから、上場廃止までに猶予期間を持たせる」ということになった。
つまり、コロナが明ければ業績が戻るかもしれないということである。
そして現在、コロナが5類になりコストカット・希望退職者を募るなど人件費の削減実行を経て債務超過は解消したということだ。
ギリギリのところで倒産は免れているが、相当危ない状態だったと言える。
GoToトラベルでの不正受給事件
旅工房は2022年、GoToトラベルキャンペーン給付金の不正受給をしたということでキャンペーン参加停止処分を受けている。その時にも相当評判が落ちてしまったと思われる。
具体的には、2万人の宿泊があったとして2億8,000万円の給付金を申請したが、実態は半数の1万人分の宿泊しかなかったようである。しかも、地域共通クーポンにも不適切な使用が見られたということだ。
債務超過で経営が立ち行かなくなったことに焦りを感じ、前社長がこのキャンペーンで利益を得ようとしてしまったようだ。ちなみに、この不正関与事件の責任をとり社長は辞任している。
サービス内容がひどい?
旅工房は、実際のサービスに対する口コミにも辛辣なものが多い。
これは最近の口コミだが、ネットには「最悪」という評判もちらほら。経営状態が危ないところに、このような評判を目にすると「潰れるだろうな」と思ってしまう人も多いのではないか。
親会社のアドベンチャーが、旅工房を子会社化
2023年10月末付で、skyticketを運営するオンライン旅行会社のアドベンチャーが旅工房を子会社化した。
アドベンチャーの直近の決算では前年同期比に対して増収とのことだったが、旅工房の赤字などで今期は減益となる見通しのようだ。
しかし、来期以降は大幅な増益を見込んでいるという。
まとめ
コロナの影響で業績がかなり落ち込んでしまったとはいえ、旅工房が不正に関与したとされることでイメージは大幅にダウンしてしまっただろう。
しかし、アドベンチャーの子会社化となったことで今すぐに潰れることはないのではないかと思われる。
ただ親会社も旅行会社のため、再度観光業全体が打撃を受けるようなことがあれば、旅工房は今度はいよいよ危ないのではないかと感じた。